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うちに帰りたい

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今日ワングーに行って目当ての本の発売日を勘違いしてたことに気づいて、

悔しかったので1時間半くらい文庫の棚を見てたり、

古本の「ブラックジャックによろしく」の癌で死んじゃう

お母さんの話を読んでまじで泣きそうになったりした後、

妹に頼まれてたeggとpopteenと、文庫本を1冊買って帰りました。


この文庫本っていうのが、なんとなく気になってパラパラっと中を見たら

「これは」と思ったので買ったんですけど、1982年にノーベル文学賞を受賞した

ガブリエル・ガルシア=マルケスっていうコロンビアの作家の短編集でした。

こういう偶然があるから本屋の本棚を全部見るのはやめられない。

この短編集は元の話もすごくいいんですが、翻訳も上手で、

訳された文にありがちなあの独特な感じがなくて、はじめから

日本語で書いてあるかのように読めるので、ますます好きになりました。


海のそばの荒れた土地にある架空の村や町や集落が舞台の話が多いので、

読んでたら2007年のイギリス映画「ブラザーズ・オブ・ザ・ヘッド」を観たくなり、

うちに帰りたくなりました。あの映画はよくあるバンドの栄枯盛衰とか、

過去の栄光パンク・ロックにしがみつく今のイギリスの姿だと

観てしまえばそれまでなんですが、あれにはもっと文学的な価値があると思うんです。

モキュメントで作ることで付け加えられた意味とかも。

でもまだ私の周りに観た人が1人しかいなくて、その人は別に

ツボに入らなかったようなので、一緒に考えられる同士がいなくて寂しいです。


双子が文学のテーマにどれほどしやすいかとか、双子のアイデンティティとか、

戦場などにおける保証された殺人行為とか、信仰が人にどう影響するかとか、

日本人にとっての海のポジションとか、日本人の心の深層にあるのは山なのかとか、

アダルトチルドレンのチルドレンとか、二元論が原則の社会とそうでない社会があるとか

こういうことを一人で考えてると毎日が楽しくて、

外に出ないまま2、3日は過ごしていられます。

でも、うちの方が安心して考えられるので、やっぱり帰りたいです。

投稿者 vexifb | 返信 (0) | トラックバック (0)

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